真冬1月に「亜種チュウダイサギ冬羽」を岩手県内で初めて観察できた・・・。
我が家(雫石町)の庭には20㎝の積雪があり、辺り一面が「白一色の雪景色」で(例年なら1月下旬は60㎝~100㎝の積雪)、ガン・カモの移動もまだ始まらなから、「カモ観察に北上川・大正橋下流(花巻市石鳥谷)」に出かけて来た。カモ類は10種ほどなのだが、数が2000+と岩手県内では多いので「珍カモ狙い」でシーズン5回は出かけるフィールドです。
カモ観察の予定だったが、BWの習性として「見れる野鳥はスズメ、カラスでも双眼鏡で見てしまう」ですよね~。
フールドにダイサギ1羽を確認したが、婚姻色が薄いコバルトブルーで足は黒い(ダイサギ冬羽の足は黄色くなる)。
これは・・・「亜種チュウダイサギ冬羽か?」と。こうなれば「足指も確認したくなる」のがBWの習性です。
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▲ 2025年1月27日 北上川・大正橋下流(花巻市石鳥谷町)
大河の北上川なので真冬でも凍ることはなく、左岸側(奥羽山脈側)はコンクリートの堤防が整備されてます。北上川では一番カモ類が見やすい場所ですね。バックの白い山は、早池峰山です。
▲ 2025年1月27日 北上川・大正橋下流(岩手県花巻市石鳥谷町)
1 マガモ 500+
2 カルガモ 500+
3 オナガガモ 1000+
4 コガモ 100+
5 ホオジロガモ 10+106 ホシハジロ
6 ホシハジロ 1羽
7 キンクロハジロ 1羽
8 ヒドリガモ 2羽
9 キンクロハジロ 1羽
10カワアイサ 4羽
11亜種チュウダイサギ 1羽
※ ハクチョウ類の塒にもなってるので朝、友は300+は見れると思う。
3月上旬のガンカモの移動時期が一番面白いフールドです。
▲ 2025年1月27日 亜種チュウダイサギ冬羽 北上川・大正橋下流(花巻市石鳥谷)
盛岡から花巻まで南下してきたが、走行中での観察なのでダイダギは10+でした。(なかには亜種チュウダイサギ冬羽もいたかもね)
写真で見ると純白ではなく、「薄い亜麻色が見える」ので、目先を見たら「チュウダイサギか~」でおしまい。
▲ 2025年1月27日 北上川・大正橋下流(岩手県花巻市石鳥谷町)
フィールドガイドには載ってない「岩手県内では一番のカモ観察場所」(ハクチョウ類も絵付けされてないから自然のガンカモを観察出来る)
花巻空港に近いので、積雪もあまりなく、この付近の水田はヒシクイの大群の休憩地になってました。黄色いカラーリング装着のシジュウカラガン1羽を観察、「ガンを守る会に写真を送付」したら、仙台動物園で孵化したシジュウカラガンに装着、「伊豆沼以外で初めて移動したシジュウカラガンの観察記録」とか言ってました。40年前の話です。
大正橋下流から花巻空港までの北上川や水田は「冬期では岩手県内陸では一番のお勧めフィールド」です。
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