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「盛岡のアカアシチョウゲンボウ」ベスト10枚

まず最初に第一発見者の白石さんに感謝と、2番目に見れたことはラッキーでした。「スーパー珍鳥は2番目に見るに限る」が持論です。(2番目なら、まず間違いなく見れる確率が高いし、なんと言っても面倒な識別が要りません。3番目以降になると、野鳥のことですから、空振の可能性が高くなります)

今回の「盛岡のアカアシチョウゲンボウ」は、滞在日数が5羽6日と長かったので(毎日、今日が終認日かと思って撮影してました)、自宅から30分でフィールドに到着できたことと、天候に恵まれたことが幸いしましたね。お陰様で「満足のいく枚数」を撮影できました。その中から満足のいく順に「ベスト10枚」を選んでみました。私は「一番納得のいく作品から公開する」と言う性質なんです。(出し惜しみはしません)星の数ほどある「野鳥写真のHPやブログ」から、わざわざ遊びに(見に)きてくれる人に「B級写真」では失礼にあたりますもんね。

315blog01  【自己満足度は100%】

 自分のHPのTOP画像にも使用しましたが、今回のアカチョウゲンでは一番のお気に入りです。飛び出しの瞬間を置ピンで待ってました。飛び物は普段はAFですが、マニアル撮影です。(AFではスピードについていけません)

315blog02  【自己満足度は100%】

 前のブログにも貼り付けましたが、(お気に入りから公開する性質なもんで)狙って撮影しました。この画像は「一に観察、二に観察の賜物」と思ってます。どうゆう行動をするか、良く観察していたので、置きピンでマニアル撮影です。

315blog03  【自己満足度は80%】

 緑バックを意識して撮影しました。電線に止まっていたので、露出や構図を十分考えながら撮影できました。

315blog04  【自己満足度は80%】

 採餌する瞬間を撮影しました。私はモードラは使わない性質なので(キャパ先生の教え。1枚に集中する)シャッターチャンスと思った瞬間に「手ごたえ」を感じましたね~。デジタルなので、画像をみせまくりました(笑)

315blog05  【自己満足度は70%】

 羽ずくろいの瞬間を撮影しました。猛禽ですが、キジバト大なもんで、嘴が見えないので、この画像からは「猛禽の雰囲気」はぜんぜんないですね。まあ、それが狙いなんですけど・・・。

315blog06  【自己満足度は60%】

 青空に「翼下面」は1枚は欲しいと思っていたので、満足です。大きからず、小さからずが気に入ってます。小型猛禽なので、近すぎで、画面いっぱいになると目もあてられません。(何枚か撮りましたが)

315blog07_2  【自己満足度は50%】

 バックが暗いのはいいのですが・・・、あまりにも大きく撮りすぎました。

315blog08  【自己満足度は30%】

 俗に言う、「普通の写真」ですね。AFでパチリと1枚撮りました。(撮らせていただきました)

315blog09  【自己満足度は30%】

 これも普通の写真です。

315blog10  【自己満足度は30%】

 電線からの飛び出しの瞬間ですが、でっかく撮りすぎました。品がないですね、

「盛岡のアカアシチョウゲンボウ」の記録

盛岡在住の鳥友の白石さんから「アカチョウゲンの観察記録」のメールが(素敵な写真とともに)あったので、皆さんに紹介したいと思います。私も、白石さんも出張やらなんだかんだと忙しく、今日になってしまいました。それと、「アカチョウゲン」の観察場所がデリケートな場所だったので、第一発見者の白石さんからは、「情報の取り扱い」については判断にお任せすりと言われましたが、大勢の人が立ち入り出来ない場所だったので、今日まで「公開」を控えていました。

▼ メールの観察記録と写真をUPしますので、見てやって下さいませ。(A,Shiraishi記)

          「盛岡市内で観察されたアカアシチョウゲンボウ」

  A.Shiraisi 

  K.Yotsuya (日本野鳥の会盛岡支部)

 2009年5月15日の夕方から5月20日の朝にかけて、盛岡市下厨川字赤平4にある東北農業研究センター内でアカアシチョウゲンボウ雄成鳥が観察された。滞在中は、約150m×50mの草刈後の草地で採餌を行い、周囲の木陰等で休憩していた。

 採餌行動は、電柱や電線に止まって餌を探し、見つけ飛びたって捕獲するというもので、空中を飛び回ったり、ホバリングして餌を探すことはなかった。渡来した当初は飛翔しているガガンボをフライキャッチして空中で食べていたが、16日からは地面で芋虫やミミズを捕獲し、電線や電柱に止まって食べていた。

 一日中雨天であった、17日はほぼ一日中採餌を行っていたが、天気がよかった16日と19日は、朝夕に活発に採餌を行い、昼間は、木陰等で休憩することが多かった。また、風の強かった18日の午前中も木陰で休憩することが多く、風のやんだ夕方に採餌を行った。

 20日の朝は活発に採餌を行っていたが、7時45分に飛び去り、それ以後、観察されず終認となった。

 アカアシチョウゲンボウは主に大陸に生息する種類で、日本では希に観察される種類であるが、今春は、同時期に対馬、秋田でも観察されており、過去にも春の渡りの季節に宮城や北海道でも観察例があることから、少数の個体が渡りの途中に日本列島を通過しているものと考えられる。

 今回、盛岡で観察された個体は、6日間にわたって滞在した。これは渡りの途中の個体としてかなりの長期滞在と言える。この原因としては、草地が草刈直後で、地表のミミズや芋虫が見つけやすいうえに、草地の周囲に沿って張られた電線がちょうど良い餌の見張り場及び食事の場所となり、アカアシチョウゲンボウにとって絶好の採餌場所となったことと、風雨や強い日差しを避けることのできる林が隣接していたことが挙げられる。良好な採餌場所と休憩場所がごく狭い範囲に揃っていたことで、渡りの体力回復を図る中継地点として、これ以上ない条件であったものと考えられる。

Akaashi01  ▲ 撮影者はA、Shiraishiさんです。

 翼の上面、下面が全部見れて「識別にはもってこい」の飛翔写真ですね。

Akaashi02  ▲ 撮影者はA.Shiraishiさんです。

 ミミズでしょうか。凄い迫力の生態写真ですね。ここまでアップの写真は(画像がクリアです)中々見ることができません。

Akaashi03  ▲ 私(四ッ家)が撮影しました。2009年5月19日。

 電線の上に「ゴミみたいに見える」のがアカチョウゲンです。奥の山は「岩手山」ですよ。

Akaashi04  ▲ 私(四ッ家)が撮影しました。2009年5月19日。

 左隅に見える「白っぽい」のがアカチョウゲンです。電線の下にミミズでもあったのか、猛スピードで急降下、飛び込んできましたが私に気がつき急反転しました。けっして「餌付け」したわけではありませんよ~。写真には写ってませんが、鳥友のKさん、Sさんも直ぐ隣りにいました。私は「絵コンテ」を書いて撮影するので、この日は「短いレンズで撮影する。環境を入れたアカチョウゲンを撮影する」と決めていたので、なんの迷いもなくシャッターチャンスを待ってました。「ロバート・キャパ先生」の教えを忠実に守りました。(私の写真の理論的支えと言うか、キャパの写真哲学が好きです)

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