平成30年間の野鳥観察ベスト10は・・・
私がBWを始めたのが「平成元年(1989年)」です。丁度30年たちますが・・・・、今日は「平成31年」最終日。明日は「令和元年」になりますね。いい機会だと思い、個人的な「BW30年間の観察ベスト10」を選んでみました。
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▼【10位】 「セグロサバクヒタキ」 平成17年(2005年5月5日) 山形県酒田市飛島
◎ 鳥友の故・五十嵐さんから、「今、帰りのフェリー船上だけど、海岸にセグロサバクヒタキが出てるらしい・・・・」と携帯に電話が入った。「イガさんの代わりに、見ておきま~~す」と言いながら、急いで海岸に急行。まだ数人のBWしかいなかったので、運よく撮影する事ができました。
「いつまでたってもパソコン初心者」の私のホームページ(イーハトーブ岩手の野鳥通信)を仙台から盛岡に来てくれて、立ち上げてくれました。今でも私の中ではイガさんは存命です。合掌。
▼【9位】 「カンムリカイツブリ」 平成28年(2016年6月4日) 岩手県雫石町御所湖
◎ 「カンムリカイツブリの岩手県初記録の繁殖成功個体」です。御所湖では2010年代から5月中旬までペアのカンムリカイツブリを観察できるようになりましたが、「ヒナを連れての親子」は2016年6月4日が初めてです。4月25日にペアを観察、繁殖しそうな雰囲気だったので、「ヒナ連れの親子が見れるまで撮影はしない(カメラ圧、観察圧をかけない)」と決め、観察を控えてましたが、予想通り「繁殖成功」してくれました。最初の繁殖1年目を無事成功すれば、間違いなく(95%以上の確率で)次の年も同じ場所で営巣するのを他の野鳥を通して経験上知ってます。
▼【8位】 「クロツラヘラサギ」 平成8年(1996年1月2日) 岩手県宮古市津軽石川河口
◎ 「岩手県初記録のクロツラヘラサギ」です。第一発見者として、ストリクス(日本野鳥の会研究誌)に写真と観察記録のデータを上げ、受理していただきました。
「BWに正月はない」と鳥友3人で遠征探鳥し、堤防上から双眼鏡で観察、いの一番にクロツラヘラサギが飛び込んできました。2週間後に出かけたら、地元の漁師さんが「衰弱して保護された」と言ってました。漁師さんの話ではカメラマンが追いかけ回したらしい。私は、堤防の上からの撮影だったので、警戒心が弱く、50M位の距離で撮影できました。(カメラを持って追いかけまわすと、野鳥は逃げるか飛び去る事を知っている)
▼【7位】 「オオハシシギ」 平成20年(2008年9月1日) 岩手県盛岡市見前水田
◎ まさか夏に「オオハシシギ」を見る事ができるなんて・・・、とっても不思議な気持ちで撮影しました。
撮影中に「今後二度とオオハシシギ8月羽」は見る事が出来ないと思ったので、シギ鳥友のFさんに連絡し、二人で並びながら撮影しましたね。
▼【6位】 「ソデグロヅル」(幼鳥) 平成17年(2005年10月30日) 岩手県雫石町御所湖
◎ どんなカモが入ってるかと、御所湖を隅から隅まで双眼鏡で見ていたら「バフ色のサギっていないよね~。もしかして・・・」とすぐ車に戻り60倍のプロミナ(望遠鏡)を持ってきて、しっかり見たら「あっ!ソデグロだ!」となり、数人の鳥友に直ぐ連絡をいれました~。当然「岩手県初記録の観察」なのですが、当時は「世界的珍鳥ソデグロヅル幼鳥」とのニュースになり、BW本場英国の「野鳥の会」から、写真提供依頼(日本野鳥の会本部を通じて)がありました。本場英国は「第一発見者を尊重してくれる」風潮なので、下手な私の野鳥写真でもOKだった。 地元(岩手)の報道関係者は、第一発見者を無視して、自社のカメラマンを派遣して撮影してた~。ただ、中々ソデグロを探しだせなくて(目の前にいるのに)あわててました。結局撮影できず、私以外の投稿写真を使ったじゃないかな?
▼【5位】 「チャキンチョウ」 平成7年(1995年5月4日) 山形県酒田市飛島
◎ 珍鳥目当てで全国から「5月の連休は飛島」にBWが集まりますが・・・、最初に私に入って来た情報では「シマノジコがフェリーふ頭に出てる」だったが、「ズグロチャキンチョウ」だとか「シマノジコ」だとか、かんかんがくがくと名のあるBWが議論してたらしいが・・・私の鳥友のSさんが「これはチャキンチョウですと同定」してくれました。腰の部分が黄色だからチャキンチョウとズバリ言ってくれて、名のある全国のBWがへこんでしまったようです。
▼【4位】 「オオマシコ」 平成12年(2000年1月15日) 岩手県盛岡市
◎ オオマシコの写真は腐るほど持ってるが、初めて「背中から腰の赤色を撮る事が出来た」思い出のオオマシコ写真です。この写真はNEC(日本電気)が「ワールドバードカレンダー」を作り(世界的なプロカメラマン)、表紙に日本のアマの「野鳥写真を一般公募」した時に(10カット)私のオオマシコも入選しました。カレンダー50部も送られてきたけど、1枚だけとってゴミに出しました。なんか配ると「自慢してるみたい」で嫌だったもんんで・・・。この頃「日本野鳥の会カレンダー(プロ・アマオープン公募の最終年。今はアマだけの応募)にコクガンが入選(4万円ゲット)したので、ワールドバードカレンダーもとなると・・・。
▼【3位】 「ハチクマ」 平成18年(2006年6月10日) 岩手県雫石町
◎ まだ世間的には「養蜂場にハチクマ」は知られていなかったが、「蜂にさされながら草刈りの手伝い」をしたので、オーナーからブラインド設置の許可をいただきました~。(蜂箱設置前に草刈りをしてから置く)
▼【2位】 「エリマキシギ」夏羽 平成19年(2007年5月20日) 岩手県矢巾町矢巾水田
◎ あこがれの「エリマキシギ夏羽」の情報が、鳥友のHさんから夕方突然やってきました。明日の朝が待ちきれずモンモンとしてましたが、夜明けとともに行動したのが幸いし、撮影する事ができました。
▼【1位】 「イヌワシ」幼鳥2羽同時に 平成2年(1990年2月2日) 北上高地
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