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亡き鳥友 渡辺康明 氏を偲ぶ

2026年6月の野鳥関係のとある会合で渡辺さんの訃報を聞いた。2週間前の話と言うことで二度驚いた。

それにしても大澤さんといい。渡辺さんといい「ヨツヤの野鳥写真を理解してくれたと鳥友が同じ2026年に・・・。まだまだ10年は早いよね。」「宮城の五十嵐さん、秋田の越後谷さん。みんな早すぎるよ」

渡辺さんとは「2023年5月の盛岡野鳥の会写真展」で、「ヨツヤさんですか?」と声をかけられたのが始まりで、「2025年5月の盛岡野鳥の会写真展」で、写真談義をしたのが昨日のように思いだされる。お付き合いは3年間と短かったが、とてもディープな関係で、なぜか私と馬が合い、何十年も前からの友人と錯覚してしまう間柄だった。65歳過ぎの男どうしが夜に60分の長電話に笑ってしまった。その後は日中にカフェで会う事にした。カフェでも長々とおしゃべりばかりしてたので変なおじさんだったんでしょうね。

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▲ 2025年5月 テーマ「風景の中の野鳥展」に出品した2枚

沢山の「野鳥写真」が応募されていた。(80枚?)

来場者(400人?)に「お気に入りの1枚の投票がある」不思議な野鳥展だった。(私の写真はベスト10にも入らず選外の結果でした)私にも応募票が1枚来たが投函しなかった。自分の写真の投票すれば良かったかな~。(笑)

渡辺さんが(たまたま写真展のギャラリー当番だったのかな?)私に気がついてくれて「ヨツヤさんのタンチョウの写真はすごい」「私の友人(渡辺さんの写友)が、どんなレンズで撮影したのか?広角でとっただろうね。撮影者(ヨツヤ)と話しがしたかった」と言って帰ったと言ってくれた。

渡辺さんには「タンチョウの行動パターンを観察し、先回りして農道に黙って30分ほど座って待っていた」「三脚を使わず、手持ちで24ミリの広角で撮影した」「タンチョウは北海道に行けば沢山のカメラマンに撮られている野鳥だが、広い水田を入れることで本州(八郎潟)の雰囲気で撮りたかった。」「600ミリの望遠での撮影は最初から頭になかった。風景の中の、それも北海道では中々撮れそうもない、田んぼの中のタンチョウを撮りたかった」

2023年9月28日、「もりおかゆうゆう大学繋校講座」の講師の依頼を渡辺さんから受けた。私は「自宅で要介護5の母親との介護生活だからドタキャンのリスクあります。それでもOKでいいなら・・・」いいですよの返事をした。渡辺さん以外だったら完全に断っていたと思います。40人ほどの受講者と5人ほどの関係者の前で90分の講義。内容は私にお任せだったので「御所湖と盛岡周辺で暮らす野鳥」にした。人前で講義するなんて、人生初の事なのに、我ながら度胸があると思うは。まあ仕事柄、大きな建設現場の朝礼だと300人ほどの前でマイクの前で話しなければならないし、毎日の職長会議が30業者は集まるから慣れはある。盛岡市内なら盛岡駅南側のマリオスビル、河南公民館・盛岡劇場、盛岡西部公民館など。

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御所湖周辺でも声を聴くので、スライドプロジャクターで写真を見せたら、「見たことある」の反応。

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「わー綺麗な鳥ですね。」

アカショウビンに興味をしめてくれたので、幸先よく「ゆうゆう大学の講義」をスタートできた。

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「御所湖と周辺で暮らす野鳥」で講義しました。

「盛岡野鳥の会写真展に応募してことごとく落選したヨツヤの野鳥写真」で~す。

自分で選べないから(野鳥写真選考委員に入ってないからね)仕方がない。

渡辺さんは、「ヨツヤさんの野鳥写真はレベルが違いすぎ」と言ってくれた。

2000年の日本野鳥の会カレンダー(当時はプロ、アマOK。今はアマだけ)に入選「コクガン12月のカレンダー」した事もある。そうしたら「バーダー(文一総合出版)から野鳥写真なんでもいいですから1枚お願いできませんか?」との問い合わせに「オオマシを1枚貸し出した」

そうとう昔の話だから、現在は腕が落ちたので「野鳥写真愛好家」でしょぼく撮影をしてる。気分がのった時だけで~す。

 

 

 

 

 

 

 

 

亡き鳥友 大澤耕造 氏を偲ぶ

2026年4月2日、あまりにも突然の大沢さんの訃報に驚いた。30代か50代まで、大沢さんが結婚するまで毎週のように出かけた日々を思いだします。毎年のGWに出かけた飛島での珍鳥祭り(山形県)、サバクヒタキの仙台市太白区(宮城県)、クロツラヘラサギの津軽石川河口(岩手県)、ヒメクビワカモメの谷津干潟(千葉県)、クビワキンクロの不忍池の池(東京都)、シマアオジのウトナイ湖(北海道)、ムラサキサギの仏沼(青森県)、クマゲラの大沼公園(北海道)、アボセットの谷津干潟(千葉県)、シロハヤブサの砂崎岬(北海道)、オオホシハジロの新井田川河口(青森県)、アカツクシガモの廻堰大ため池(青森県)、アラナミキンクロの砂埼岬(北海道)、コアホウドリの三陸沖クルーズ(岩手県)、ゾウゲカモメの鯵ヶ沢漁港(青森県)、ブッポウソウの奥胎内(新潟県)、トラフズクの八郎潟(秋田県)、タマシギの鳥の海付近(宮城県)、コキアシシギの蕪栗沼(宮城県)、オニアジサシの鳥の海(宮城県)、コウノトリの砂沢ため池(青森県)などなど、もっともっと沢山あるが書ききれない。そして空振りも鮮明に思いだすよね。ナベコウの坂東大橋(栃木県)、シラガホオジロの軽井沢(長野県)。

大澤さんと良き鳥友になって2年目だったろうか。極寒になれてるはずなのにコウノトリ(1992年1月5日、弘前市砂沢ため池)の観察は大変だったよね。背中に嘴を入れて休憩しているから3時間も待たなければならなかった。雪は降ってくるし、二人で諦めモードになったがコウノトリが歩きだしてくれた。安堵感と言うか嬉しかったよね。

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▲ 1991年1月5日  コウノトリ(弘前市)

ポジフィルムでの撮影で、デジタル画像にスキャンしてみました。

当時は珍鳥情報提供者に「ハガキか電話で、見れても見れなかったでも感謝を伝える」のが常識で、「次の観察者のために、むやみに近寄らない、絶対飛ばさない」のが暗黙の了解でした。弘前市のコウノトリ情報はヒメハジロ(岩手県宮古市田老町)の観察時に東京から来た大学生からの提供。一緒にサバクヒタキ(仙台市)の情報もいただいた。珍鳥情報交換は普通にやってたし、車ではなく田老駅から徒歩で来たと言うので、帰りは車で駅まで送っていきました。初対面でもフランクに会話できれば珍鳥情報は入ってきてました。大学生の珍鳥情報ネットワークに驚くばかりだったですねぇ~。

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▲ 2004年12月10日  コウノトリ(大船渡市)

あやうく「兵庫県豊岡コウノトリの郷」に引き取られるところでした。

大船渡市振興局の担当者が衰弱しているコウノトリがいるからどうしたらいいかわからず、地元の野鳥の会に相談したら「捕獲できたら豊岡コウノトリの郷で引き取ります」との回答だったらしい。

どんなもんかと捕獲計画を尋ねたら、「ザルに市場から買ってきた魚を河川敷に置き、漁網でおおいかぶさって捕獲する段取り」との回答だった。誰が捕獲すると指令を出したかわからないが、「野鳥で元気に飛び回ってるコウノトリを餌で呼び寄せ捕獲するのは可笑しいじゃないですか?」「この事実を私が自分の責任で情報をブログ発信したら、全国から抗議の電話がくると思います」「岩手県庁まで抗議の電話がいくかも知れません」「自然に任せるのが一番ですよ」「捕獲指令を出した人に、岩手県民の野鳥愛好家から抗議が来た(私の実名を出してもかまわないと伝えた)と言って下さい。そして捕獲指令の人からの連絡待ってると伝えて下さい(連絡はなかった)」

大船渡振興局の担当者は誠実な人で、その後大船渡から転勤になるまで5年間「野鳥の事でわからない事があれば電話があり、賀状のお付き合いもありました。丁寧に転勤の連絡もいただいた」「なかなか県庁公務員の人がここまでするなんて、すばらしい人でした」

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▲ 2026年5月25日  足環付きコウノトリ(岩手県紫波町北田)

5月22日、夕方6時過ぎのNHKローカルニュースで3分ほどコウノトリの映像が放送された。

地名は「紫波町北田」としか流れなかったが、第一発見者のインタビューは雨で傘をさしていた。たしかに22日は雨の時間が多かったし、コウノトリの映像は晴天時のものだったので22日以前に撮影(20~21日か?)は容易に想像できた。

録画はしていなかったの、ニュース映像の背景をしっかり頭に記憶して、23日午前中に紫波町北田周辺に(長岡産直と赤沢道の駅の間だなと思った)出かけたが見事空振りに終わった。ただニユース映像の背景の場所だけはしっかり確認できた。まだまだ珍鳥の嗅覚は衰えていないかな。

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2026年5月25日~29日以降「紫波町北田コウノトリ祭り」で、入れ替わり立ち代わり「カメラマンが増えて、スマホで仲間を呼び出す」いつもの事を諦め、私はそれを予想して遠く離れて車で待つことにしてる。

トラクターの人が私の車を見てて「あなたはまったくコウノトリを追いかけまわさないがコウノトリの写真とりましたか?」と親切に訪ねてきてくれた。農家の人は周囲を見てるんだなあ~と感心した。

明日からのトラクダーの代掻きの段取りを教えるから、北田に来るなら26日はどこ、27日はあそこ、28日はそっちと場所を教えてくれた。Nさんには感謝、感謝です。(初対面の農家の人から名刺をいただいた。農業法人だから社長さんか)

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▲ 2026年5月25~28日  コウノトリ(岩手県紫波町北田水田)

私はNさんの指示通り、車で待機してての車内撮影です。

29日14時30分過ぎに、二人のカメラマンが車から降りて農道の中に入り、コウノトリが驚いて飛び立ち、以後コウノトリを見る事が出来ない。一週間に一度は6月末まで「北田水田」に通った。Nさんにも会いたかったからね。

紫波町北田水田のコウノリリ写真はNさんに撮らせてもらったと思ってる。

私はおしゃべりで会話が好きだから、初対面の人と仲良くできました。

 

 

母が逝ってから半年が・・・。

母が享年95歳(老衰)で逝ってから昨日で半年の時がたった。

やっとブログを書いてみる気分になった。

母との約束は「施設に入所させない。健康なら最後まで家で看取る」だったので、15年間(要介護3から5に変化したが)一緒に生活できたので私は満足してる。介護生活は365日のヘルパーさんの支援。月2回の訪問診療。月2回の訪問看護。月4回の訪問リハビリ。月4回の訪問入浴。月1回のケアマネージャーの訪問。介護サービスを目いっぱい利用できたので、一度も辛い、大変と思った事が無い。皆様には感謝、感謝しかありません。

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生前母は「電飾を必ず飾ってくれ」だったので、近所では何処も電飾を飾る家は無い(皆さん提灯を飾る)が、母の願いで飾る事にした。

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2015年過ぎから、「自宅に居ながらアオバトの鳴き声を聞く」ことが普通にあり、耳と音感のいい母親に「アオバトだよ」と教えたら直ぐ覚えてくれた。

母の覚えていた野鳥の鳴き声は「ウグイス」「カッコウ」「ホトトギス」の3種類だけだったが、アオバトとアカショウビンの声も覚えてくれたので、「カッコウが泣いた」とか「アオバトの声聞いた」とか「アカなんとかという声も2回聞いた」とか、バードウォッチングを自宅の部屋に居ながらできた。

夕食後は歌がだい好きだったので、パソコンで「懐かしい歌謡曲。民謡」を週1回2時間の歌謡タイムにした。

母も私も「おしゃべり」なので、朝、昼、夜と会話は途切れる事がなく、おまけに母は「野鳥の声を聴かなければならない」「ヘルパーさん、看護師さん、リハビリさんとのお話しなければならない」から、毎日の生活が忙しかったと思う。

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母は70過ぎから「アオバトの声」を覚え、「息子の好きな野鳥の会話をする」と言う向上心には脱帽でした。

母との最後の言葉は、母は「もういいから自由に生きろ」。

私は「わかったよ」と返事した。

お互いに平常心で、気持ちが高ぶる事も、涙することもなかった。

 

 

 

 

 

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