

【鳥名】 ヒメハジロ 成鳥♂ 英名:Bufflehead 35㎝
【撮影年月日】 1990年1月4日
【撮影位置】 岩手県宮古市田老町 緯度39度44分 経度141度58分
【同行者】 無し
【いわてレッドデータブック2014年版】 no date
【コメント】
岩手日報の新聞記事で情報収集。(1987年以来3年連続の飛来)
新聞記事には田老町田代川河口と書いてあったが、勝手に田老川河口の間違と判断し「田老漁港&田老川河口」に直行した。午前7時頃到着したが、BW&カメラマンは一人もおらず、犬の散歩している人に「この前新聞にのった鳥っこなんですが、この辺で見た事ないですか?」と尋ねたら、「河口にいない時は真崎海岸の方に行ってるらしいと、あなたみたいな鳥っこを見に来た人が言ってましたよ」と教えていただきました。
直ぐに「真崎海岸」に直行したが、海に浮いてるのはビロードキンクロ、クロガモ、シノリガモ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリだけでした。
それと~、東京から来たKプロカメラマンの車と思われる車両も・・・。(大砲の望遠レンズを窓から出して海ガモを狙っていた)
私はバードウッチングを初めて一年目だったが(1989年1月1日スタートです。120種ほど見ていました)観察派だったので、ニコンのフィールドスコープと双眼鏡を最初に購入し、(全部で20万位)、カメラは「ヒメハジロの為にミノルタの一眼と500ミリミラーレンズ」を急遽購入しました。(15万位だったと思う)
真崎海岸でもヒメハジロは観察できず、仕方がなく田老漁港に戻って来たら、なんと田老川河口に「めんこい小さなカモがプァプカと浮いてました」
観察派の私は「写真撮影も忘れ」、スコープで丹念に観察、ヒメハジロ」を堪能したので、車にスコープを置いて、「ミノルタα7700iと500ミリミラーレンズ」を取り出し「パチリと1枚」ヒメハジロを撮影しました。
「野鳥写真」は右も左もわからない超初心者だったのですが、プリント代がもったいないので一番安くつくポジフィルム(銀塩フィルム)での撮影でした。現像して、ライトボックスで見て終わりにしてました。
今思えば、「露出の失敗」(真っ黒くつぶれるか白とびして真っ白になる)をよくしなかったもんだと・・・。
ほんとうに「ヒメハジロは野鳥写真デビュー」でした。
超初心者の「怖い物知らず」だったのですね(笑)
❖ 2018年8月1日 記 ❖
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